令和元年度 公立藤岡総合病院 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 533 178 154 203 432 651 1,379 2,375 1,797 496
令和元年度に当院を退院した患者さんの総数を、入院時の年齢により10歳ごとの区分で集計したものです。

特に多い年齢層は70歳代で、全体の29%を占めています。また70歳以上の患者さんの割合は、56.9%を占めており、地域社会の高齢化を反映しています。
当院は、地域の急性期病院、地域医療支援病院として幅広い年齢層の患者さんの診療を行っています。

今後も地域の医療機関、介護、福祉施設等と連携し、地域住民から信頼される医療の提供をしていきます。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx02000x 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術、経皮的冠動脈ステント留置術等 140 4.24 4.40 1.43 69.06
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 心臓カテーテル法による諸検査 137 2.40 3.01 1.46 69.10
050130xx99000x 心不全 128 26.62 17.71 11.72 78.55
050030xx97000x 急性心筋梗塞(続発性合併症を含む。)、再発性心筋梗塞 経皮的冠動脈形成術、経皮的冠動脈ステント留置術 52 15.17 12.37 3.85 65.88
050210xx97000x 徐脈性不整脈 ペースメーカー移植術、ペースメーカー交換術 51 14.04 10.80 7.84 81.27
診療科別に症例数の多い上位5つのDPCコード(病名、手術、処置、副傷病名等の組み合わせにより決まる分類コード)を集計したものです。

最も多い症例は、狭心症、慢性虚血性心疾患に対する経皮的冠動脈形成術、経皮的冠動脈ステント留置術等の入院です。
次に多い症例は、狭心症、慢性虚血性心疾患に対する心臓カテーテル検査目的の入院です。

当院では、急性冠症候群(急性心筋梗塞・不安定狭心症)に対する冠動脈カテーテル治療に24時間体制で対応しています。
腎臓内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110310xx99xx0x 急性尿細管間質性腎炎、膿腎症、尿路感染症 等 39 18.87 12.58 15.38 76.03
110280xx99000x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 32 12.00 11.67 3.13 64.38
110280xx99010x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 人工透析あり 19 16.11 14.23 10.53 61.79
110280xx02x00x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術、内シャント設置術 等 17 10.65 8.48 0.00 65.82
110280xx991x0x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 経皮的針生検法 16 6.00 7.00 0.00 50.44
診療科別に症例数の多い上位5つのDPCコード(病名、手術、処置、副傷病名等の組み合わせにより決まる分類コード)を集計したものです。

最も多い症例は、急性尿細管間質性腎炎、膿腎症、尿路感染症の治療入院です。

腎疾患の初期対応は、腎不全の予防に直結するため、有意な蛋白尿を呈する患者さんに対して、腎生検により適切な診断を行い、慢性糸球体腎炎やネフローゼ症候群などを病理学的に詳細に診断し、病態にあった治療を行っています。
呼吸器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 経気管肺生検法、気管支ファイバースコピー 49 3.00 3.34 0.00 70.71
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 化学療法(放射線療法なし) 45 8.82 9.59 0.00 71.04
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍 43 19.63 14.62 25.58 74.53
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 42 23.67 18.84 14.29 77.26
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 28 25.64 20.84 21.43 82.04
診療科別に症例数の多い上位5つのDPCコード(病名、手術、処置、副傷病名等の組み合わせにより決まる分類コード)を集計したものです。

最も多い症例は、肺がんの入院です。
呼吸器系の患者さんは年々増加傾向で、特に肺がん患者さんの増加は著明です。地域がん診療連携拠点病院として診断、治療、緩和医療を中心に医師、看護師、薬剤師等、多職種で患者さん一人ひとりの病態にあわせた診療を行っています。

また高齢化が進む中、慢性閉塞性肺疾患や慢性間質性肺疾患の呼吸不全の患者さんも増加しています。慢性呼吸不全の急性増悪症例も多く、呼吸器系救急患者さんを積極的に受け入れています。
血液内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
130030xx97x40x 非ホジキンリンパ腫 手術等あり 化学療法(リツキシマブ) 48 30.10 31.30 4.17 70.85
130030xx99x40x 非ホジキンリンパ腫 手術等なし 化学療法(リツキシマブ) 40 15.90 15.79 0.00 74.95
130030xx99x00x 非ホジキンリンパ腫 32 6.03 9.76 3.13 74.16
130060xx99x4xx 骨髄異形成症候群 化学療法(アザシチジン) 28 6.89 10.43 0.00 70.39
130010xx97x2xx 急性白血病 手術あり 化学療法あり 22 31.68 39.36 4.55 62.82
診療科別に症例数の多い上位5つのDPCコード(病名、手術、処置、副傷病名等の組み合わせにより決まる分類コード)を集計したものです。

当院は、循環器内科、腎臓内科、外科、整形外科、脳神経外科、放射線科など他科との連携が容易であるため、他の病院では対応できない多くの合併症のある重症な患者さんを県内全域および埼玉県北部の二次医療圏を超えた地域から幅広い年齢層の患者さんをご紹介いただき診療を行っています。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xx0x 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 41 2.22 2.63 0.00 65.07
060190xx99x0xx 虚血性腸炎 15 9.53 8.86 0.00 71.33
060130xx99000x 食道、胃、十二指腸、他腸の炎症(その他良性疾患) 14 8.71 7.42 14.29 67.71
060020xx04x0xx 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 13 8.77 8.27 0.00 71.46
060140xx97x00x 胃十二指腸潰瘍、胃憩室症、幽門狭窄(穿孔を伴わないもの) 内視鏡的消化管止血術 等 11 11.55 10.49 0.00 79.64
診療科別に症例数の多い上位5つのDPCコード(病名、手術、処置、副傷病名等の組み合わせにより決まる分類コード)を集計したものです。

最も多い症例は、小腸大腸のポリープの内視鏡的切除目的の入院です。

当院は、地域がん診療連携拠点病院として消化器外科との良好な連携を活かした専門性の高い診療を行っています。
また救急疾患を多く受け入れている当院では、消化管出血(吐血、下血)などについても迅速に対応しています。
糖尿病内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
100070xx99x100 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全なし。)インスリン注射あり 85歳未満 15 17.60 13.72 0.00 66.33
100071xx99x100 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全あり。)インスリン注射あり 85歳未満 - - 14.10 - -
100180xx990x0x 非機能性副腎皮質腫瘍 - - 6.24 - -
100070xx99x000 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全なし。)85歳未満 - - 10.84 - -
100070xx99x110 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全なし。) インスリン注射あり 慢性腎不全等副傷病あり 85歳未満 - - 15.20 - -
診療科別に症例数の多い上位5つのDPCコード(病名、手術、処置、副傷病名等の組み合わせにより決まる分類コード)を集計したものです。(10件未満は「-」表記)

最も多い症例は、2型糖尿病のインスリン導入目的の入院です。食事療法や運動療法の指導、ビデオ等による学習を受けながら、経口糖尿病薬や、インスリンによる治療を進めます。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 等 123 4.56 4.85 0.00 69.47
060210xx99000x ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 70 8.64 8.89 1.43 72.74
060035xx01000x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 66 13.88 15.02 0.00 74.65
060150xx03xxxx 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 61 5.41 5.45 0.00 36.44
060035xx99x70x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 化学療法(バニツムマブ・セツキシマブ・レゴラフェニブ水和物) 51 3.37 4.74 0.00 68.63
診療科別に症例数の多い上位5つのDPCコード(病名、手術、処置、副傷病名等の組み合わせにより決まる分類コード)を集計したものです。

地域がん診療連携拠点病院として診断、治療、緩和医療を中心にがん診療に力を入れています。

最も多い症例は、15歳以上の鼠径ヘルニア手術入院です。
次いで多い症例は、腸閉塞による入院です。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040090xxxxxx0x 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 113 6.73 6.19 5.31 1.79
060380xxxxx0xx ウイルス性腸炎 63 4.71 5.39 3.17 4.30
140010x199x00x 出生時体重2500g以上 新生児黄疸 61 6.61 6.17 1.64 0.00
040100xxxxx00x 喘息 35 6.94 6.64 5.71 1.66
0400801199x00x 肺炎等(1歳以上15歳未満) 32 6.06 5.69 9.38 3.00
診療科別に症例数の多い上位5つのDPCコード(病名、手術、処置、副傷病名等の組み合わせにより決まる分類コード)を集計したものです。

小児に多い急性気管支炎、ウイルス性腸炎などの急性期疾患の入院を多く受け入れています。

また産婦人科と連携し、院内出生児の治療に対応しています。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術等 129 28.12 25.94 64.34 82.74
160760xx97xxxx 前腕の骨折 骨折観血的手術等 54 3.80 5.54 0.00 52.20
160690xx99xx0x 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 47 24.49 19.40 40.43 78.38
160740xx01xx0x 肘関節周辺の骨折・脱臼 骨折観血的手術等 38 6.87 5.59 0.00 21.95
070160xx01xxxx 上肢末梢神経麻痺 手根管開放手術等 28 3.25 4.70 0.00 69.43
診療科別に症例数の多い上位5つのDPCコード(病名、手術、処置、副傷病名等の組み合わせにより決まる分類コード)を集計したものです。

最も多い症例は、大腿骨近位部骨折の骨接合術(折れた部分を金属の板やネジ(骨接合材)などで固定する手術)や人工骨頭挿入術(折れた部分を人工物に置換える手術)の症例です。

大腿骨近位部骨折、腰椎圧迫骨折、橈骨遠位端骨折などは高齢者に多く、当院で急性期の治療を行った後、患者さんの状態に応じて回復期リハビリテーション病棟、地域包括ケア病棟や療養型病院等への転院、または介護施設への入所など近隣病院や介護施設と連携して治療に当たっています。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060x2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし エダラボンあり 発症前の日常生活自立または軽度障害 104 25.71 16.13 6.73 69.06
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術等 46 11.24 9.67 8.70 75.30
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(意識障害レベル10未満) 手術なし 42 36.21 18.81 33.33 69.76
010230xx99x00x てんかん 38 11.32 7.10 10.53 67.37
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 30 11.37 7.34 10.00 57.30
診療科別に症例数の多い上位5つのDPCコード(病名、手術、処置、副傷病名等の組み合わせにより決まる分類コード)を集計したものです。

急性期脳梗塞を中心とした脳卒中医療に力を入れています。
地域の中核病院として365日24時間、超急性期脳梗塞に対するtPA静注療法、および血管内カテーテルによる血行再建術を積極的に行っています。

急性期の治療を行った後、患者さんの状態に応じて回復期リハビリ病棟、地域包括ケア病棟への転棟や療養型病院への転院、介護施設への入所など近隣病院や介護、福祉施設と連携して治療にあたっています。
産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120180xx01xxxx 帝王切開後妊娠、児頭骨盤不均衡  帝王切開術 39 8.59 9.66 0.00 32.23
120060xx01xxxx 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 30 12.57 9.71 0.00 51.83
120140xxxxxxxx 流産 20 2.00 2.51 0.00 32.90
120070xx01xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む。) 開腹によるもの等 19 12.37 10.11 0.00 44.58
120260xx01xxxx 遷延分娩、骨盤位等による分娩停止 緊急帝王切開術 18 9.28 9.53 0.00 31.67
診療科別に症例数の多い上位5つのDPCコード(病名、手術、処置、副傷病名等の組み合わせにより決まる分類コード)を集計したものです。

最も多い症例は予定の帝王切開手術のための入院です。
次に多い症例は子宮の良性腫瘍の手術入院です。

一般の分娩を中心に、産科中心の診療となっているのが特徴で、365日産科医師が当直しており、助産師、看護師と共に地域医療支援病院として、地域医療機関からの手術依頼紹介や里帰り分娩の紹介を受け入れています。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991x0x 前立腺の悪性腫瘍 前立腺生検 127 2.90 2.49 0.00 69.01
110070xx0200xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 40 9.55 7.07 0.00 74.70
110070xx02020x 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術+化学療法 25 6.60 7.25 0.00 70.36
110420xx02xx0x 水腎症等 経尿道的尿管ステント留置術等 22 3.18 4.22 4.55 77.64
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 20 9.95 12.58 5.00 61.60
診療科別に症例数の多い上位5つのDPCコード(病名、手術、処置、副傷病名等の組み合わせにより決まる分類コード)を集計したものです。

地域がん診療連携拠点病院として、泌尿器科がんの標準的な治療(手術、放射線療法、化学療法)、緩和医療を中心に診療を行っています。

最も多い症例は、検診や血液検査で前立腺がんの疑いのある場合に確定診断目的に行う前立腺生検の入院で、
次に多い症例は、膀胱がんに対して行う経尿道的膀胱腫瘍切除手術です。
3番目に多い症例は、膀胱がんに対して行う経尿道的膀胱腫瘍切除手術の翌日、膀胱内再発予防目的に術後1日目に抗がん剤の膀胱内注入を行う症例です。

当院では、低侵襲手術の鏡視下手術(内視鏡を用いて数か所の小さな孔や創で行う手術)で副腎や腎摘出術、腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術の治療を行っています。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 水晶体再建術(眼内レンズ挿入)片眼 150 2.00 2.78 0.00 74.61
020110xx97xxx1 白内障、水晶体の疾患 水晶体再建術(眼内レンズ挿入)両眼 12 2.00 5.09 0.00 72.25
診療科別に症例数の多い上位5つのDPCコード(病名、手術、処置、副傷病名等の組み合わせにより決まる分類コード)を集計したものです。

当院では、地域医療機関と連携し、白内障手術を行っています。
皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080010xxxx0xxx 膿皮症 - - 12.55 - -
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 - - 9.00 - -
080110xxxxx0xx 水疱症 - - 28.56 - -
100100xx99x0xx 糖尿病足病変 手術なし - - 21.67 - -
診療科別に症例数の多い上位5つのDPCコード(病名、手術、処置、副傷病名等の組み合わせにより決まる分類コード)を集計したものです。(10件未満は「-」表記)

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 26 - 13 28 - 13 1 8
大腸癌 23 34 33 127 13 104 1 8
乳癌 25 10 - - 12 - 1 8
肺癌 14 23 22 62 55 72 1 8
肝癌 - - - - - - 1 8
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
集計期間中に5大がん(胃がん、大腸がん、肝がん、肺がん、乳がん)と診断され入院治療を行った患者さんが集計の対象で、期間中に複数回入院された患者さんは、複数回集計(延べ患者数)しています。なお患者さんの人数が10人未満の項目は「―」で表しています。

UICC病期分類(StageⅠ~Ⅳ)とは国際対がん連合(UICC)が定めたもので、がんがどのくらい進行しているか表したものです。当院ではUICC第8版で分類しています。

再発に分類されている症例は、当院、他施設を問わず初回治療(がんに対して初めに計画された一連の治療および症状緩和的治療)が終了した後や治療がんが寛解後に局所再発・再燃または新たな遠隔転移をきたした症例です。

地域がん診療連携拠点病院として診断から手術、抗がん剤治療、放射線治療,緩和治療など患者さん一人ひとりに合わせた治療を行っています。

また、がんに関する専門スタッフが治療と並行して症状緩和を行いながら患者さんに寄り添うチーム医療を実践しています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 22 10.09 61.18
中等症 171 18.20 79.57
重症 25 21.00 83.64
超重症 - - -
不明 - - -
20歳以上の細菌性肺炎による入院患者さんの人数を、日本呼吸器学会による「成人市中肺炎診療ガイドライン」の重症度分類A-DROPシステムを用いて集計しました。患者さんの人数が10人未満の項目は「―」で表しています。

市中肺炎とは、病院の外で日常生活を過ごしている人が感染し発症した肺炎のことです。そのため、この集計には入院後に発症した肺炎(院内肺炎)、他院から転院となった患者さんの数は含まれていません。また、インフルエンザなどによるウイルス性の肺炎、食べ物等の誤嚥による肺炎(誤嚥性肺炎)も含まれていません。

重症度は「年齢・性別」「尿素窒素(BUN)」「動脈血酸素飽和度」「意識障害」「収縮期血圧」について基準に沿って評価し、軽症から超重症の4段階に分類します。

重症度が高くなるのに伴い、患者さんの平均年齢も上昇し、平均在院日数(入院していた日数の平均値)も長くなっています。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 285 28.58 75.06 23.15
その他 13 21.08 69.62 0.67
脳梗塞とは、脳に栄養を与える動脈が何らかの原因により閉塞や狭窄し、それにより脳組織が酸素不足や栄養不足を引き起こし、壊死または壊死に近い状態になる病態を言います。

当院は、急性期脳梗塞を中心とした脳卒中医療に力を入れています。地域の中核病院として365日24時間、超急性期脳梗塞に対するtPA静注療法、および血管内カテーテルによる血行再建術を積極的に行っています。発症早期から患者さん一人ひとりに合わせたリハビリを土日祝日も提供しています。

また急性期治療(手術直後や発症後早期の治療が必要とされる時期)を経過した後、回復期・維持期リハビリの継続が必要な患者さんの場合、当院の回復期リハビリ病棟や脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)地域連携クリニカルパスを用いて地域の医療機関や維持期の管理を担う施設(介護施設・療養型病院等)と連携し、切れ目のないリハビリの継続を行っています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 123 2.29 6.26 3.25 70.12
K5463 経皮的冠動脈形成術(その他) 45 1.60 7.93 0.00 67.80
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極) 36 2.22 15.42 8.33 79.42
K5491 経皮的冠動脈ステント留置術(急性心筋梗塞) 30 0.03 15.97 6.67 69.27
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 19 0.37 2.79 0.00 72.05
診療科別に実施件数の多い手術、上位5つを表記しています。

Kコードとは、診療報酬の医科点数を算定する際に、手術の種類別に割り振られたコードです。
平均術前日数とは、入院日から手術前日までの平均日数で、手術日当日は含みません。
平均術後日数とは、手術翌日から退院日までの平均日数で、手術日当日は含みません。

最も多い手術は、冠動脈ステント留置術です。薬剤性溶出型ステントを使用し、再狭窄率を減らすよう努めています。

当院は、急性冠症候群(急性心筋梗塞・不安定狭心症)に対する冠動脈カテーテル治療に対し、24時間対応しています。
腎臓内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K616-4 経皮的シャント拡張術・血栓除去術 60 0.22 1.05 0.00 72.22
K610-3 内シャント又は外シャント設置術 30 6.13 14.27 0.00 63.83
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 14 4.93 14.43 0.00 74.29
K635-3 連続携行式腹膜灌流用カテーテル腹腔内留置術 - - - - -
K654 内視鏡的消化管止血術 - - - - -
診療科別に実施件数の多い手術(上限5つ)を表記しています。(10件未満の手術は「―」表記)

Kコードとは、診療報酬の医科点数を算定する際に、手術の種類別に割り振られたコードです。
平均術前日数とは、入院日から手術前日までの平均日数で、手術日当日は含みません。
平均術後日数とは、手術翌日から退院日までの平均日数で、手術日当日は含みません。

腎臓機能が低下して、血液透析が必要となった際、待機的に血液透析に向け内シャント作成術(手首等の表面にある静脈と動脈を吻合)を行います。ブラッドアクセスがなく緊急透析が必要な場合は、一時的にカテーテルを挿入して行います。その後、慢性腎不全等で継続的に血液透析が必要となった場合、内シャントを作成します。
また、内シャントの狭窄により透析困難となった場合は、シャント造影及び経皮的シャント拡張術を行います。

当院は、地域の医療機関と連携し、透析新規導入を必要とする患者さんの受け入れやシャントトラブルの透析患者さんの受け入れも行っています。
呼吸器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K386 気管切開術 - - - - -
K654 内視鏡的消化管止血術 - - - - -
K331 鼻腔粘膜焼灼術 - - - - -
K6113 抗悪性腫瘍剤動脈,静脈又は腹腔内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他に設置した場合) - - - - -
K653-3 内視鏡的食道及び胃内異物摘出術 - - - - -
診療科別に実施件数の多い手術、上位5つを表記しています。(10件未満の手術は「―」表記)

Kコードとは、診療報酬の医科点数を算定する際に、手術の種類別に割り振られたコードです。

平均術前日数とは、入院日から手術前日までの平均日数で、手術日当日は含みません。
平均術後日数とは、手術翌日から退院日までの平均日数で、手術日当日は含みません。

高齢化が進む中、慢性閉塞性肺疾患や慢性間質性肺疾患の呼吸不全の患者は増加しています。当院は、循環器内科、消化器内科、外科、放射線科など他科との連携が容易であるため、他の病院では対応できない多くの合併症のある重症な患者さんをご紹介いただき診療を行っています。
血液内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6113 抗悪性腫瘍剤動脈,静脈又は腹腔内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他に設置した場合) 24 25.25 15.83 0.00 68.63
K9212ロ 造血幹細胞採取(末梢血幹細胞採取)(自家移植の場合) - - - - -
K654 内視鏡的消化管止血術 - - - - -
K386 気管切開術 - - - - -
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) - - - - -
診療科別に実施件数の多い手術、上位5つを表記しています。(10件未満の手術は「―」表記)

Kコードとは、診療報酬の医科点数を算定する際に、手術の種類別に割り振られたコードです。
平均術前日数とは、入院日から手術前日までの平均日数で、手術日当日は含みません。
平均術後日数とは、手術翌日から退院日までの平均日数で、手術日当日は含みません。

多くの場合、抗がん剤治療は末梢血管から点滴静脈注射で行いますが、使い続けると血管が痛んできてしまう事があり、血管の細い方や、少ない方の場合、埋め込み型カテーテルを設置して抗がん剤治療を行っています。
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 43 1.42 2.00 0.00 65.79
K654 内視鏡的消化管止血術 16 4.50 10.44 6.25 78.50
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm以上) 11 0.09 1.82 0.00 69.55
K6534 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(その他) - - - - -
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層) - - - - -
診療科別に実施件数の多い手術、上位5つを表記しています。(10件未満の手術は「―」表記)

Kコードとは、診療報酬の医科点数を算定する際に、手術の種類別に割り振られたコードです。
平均術前日数とは、入院日から手術前日までの平均日数で、手術日当日は含みません。
平均術後日数とは、手術翌日から退院日までの平均日数で、手術日当日は含みません。

最も多い内視鏡的切除術は、大腸ポリープや早期大腸がんに対する内視鏡的ポリペクトミーや粘膜切除術です。
胃ポリープや早期胃がんに対する内視鏡的ポリペクトミーや粘膜切除術も行っています。

内視鏡から挿入したワイヤーをポリープや腫瘍にかけ、高周波電流で切除します。隆起の少ない病変の場合、切除するポリープや腫瘍の下に液体を注入し、病変を持ち上げてから切除し、その後、出血防止にクリッピングを行います。

がん診療拠点病院として、消化器内科では消化器がん全般の診療を行っています。中でも早期胃がん、早期大腸がんに対してESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)、EMR(内視鏡的粘膜切除術)、ポリペクトミー(ポリープ切除術)といった内視鏡治療を積極的に行っています。
糖尿病内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5223 食道狭窄拡張術(拡張用バルーン) - - - - -
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) - - - - -
診療科別に実施件数の多い手術、上位5つを表記しています。(10件未満の手術は「―」表記)

Kコードとは、診療報酬の医科点数を算定する際に、手術の種類別に割り振られたコードです。
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6335 鼠径ヘルニア手術 84 1.21 2.23 0.00 69.68
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 70 2.04 5.27 1.43 65.51
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) 61 0.51 3.82 0.00 36.85
K7193 結腸切除術(全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術) 55 6.67 14.65 12.73 76.85
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 41 1.02 2.24 0.00 67.78
診療科別に実施件数の多い手術、上位5つを表記しています。

Kコードとは、診療報酬の医科点数を算定する際に、手術の種類別に割り振られたコードです。
平均術前日数とは、入院日から手術前日までの平均日数で、手術日当日は含みません。
平均術後日数とは、手術翌日から退院日までの平均日数で、手術日当日は含みません。

最も多い手術は、鼠径ヘルニア手術です。2番目に多い手術は、腹腔鏡下胆嚢摘出術です。3番目に多い手術は、腹腔鏡下虫垂切除術です。

当院では、患者さんの状態にあわせて低侵襲な腹腔鏡下手術や胸腔鏡下手術を行っています。
小児科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7151 腸重積症整復術(非観血的なもの) - - - - -
診療科別に実施件数の多い手術、上位5つを表記しています。(10件未満の手術は「―」表記)

Kコードとは、診療報酬の医科点数を算定する際に、手術の種類別に割り振られたコードです。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術(肩甲骨,上腕,大腿) 123 3.40 18.28 56.10 76.17
K0462 骨折観血的手術(前腕,下腿,手舟状骨) 79 2.01 8.15 12.66 53.30
K0483 骨内異物(挿入物を含む)除去術(前腕,下腿) 51 1.00 1.41 0.00 49.92
K0811 人工骨頭挿入術(肩,股) 38 4.74 33.61 55.26 78.42
K093 手根管開放手術 25 0.96 1.32 0.00 70.44
診療科別に実施件数の多い手術、上位5つを表記しています。

Kコードとは、診療報酬の医科点数を算定する際に、手術の種類別に割り振られたコードです。
平均術前日数とは、入院日から手術前日までの平均日数で、手術日当日は含みません。
平均術後日数とは、手術翌日から退院日までの平均日数で、手術日当日は含みません。

最も多い手術は、大腿骨骨折や上腕骨骨折に対する骨接合術(折れた部分を金属の板やネジ(骨接合材)などで固定する手術)です。

大腿骨近位部骨折、橈骨遠位端骨折などは高齢者に多く、当院で急性期の治療を行った後、患者さんの状態に応じて回復期リハビリ病棟、地域包括ケア病棟や療養型病院等に転院、または介護施設に入所など近隣病院や介護施設と連携して治療に当たっています。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 32 0.59 6.81 9.38 78.38
K178-4 経皮的脳血栓回収術 26 1.15 26.23 65.38 79.65
K609-2 経皮的頸動脈ステント留置術 15 2.73 28.47 0.00 75.47
K1781 脳血管内手術(1箇所) 10 1.50 31.60 30.00 69.80
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術(その他) - - - - -
診療科別に実施件数の多い手術、上位5つを表記しています。(10件未満の手術は「―」表記)

Kコードとは、診療報酬の医科点数を算定する際に、手術の種類別に割り振られたコードです。
平均術前日数とは、入院日から手術前日までの平均日数で、手術日当日は含みません。
平均術後日数とは、手術翌日から退院日までの平均日数で、手術日当日は含みません。

最も多い手術は、慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術で、頭蓋内の内側で脳を包む膜と、脳の表面との間にゆっくりと血液が溜まった状態に対し、局所麻酔で血液を抜く手術です。
次に多い手術は、経皮的脳血栓回収術で、t-PA静注療法が効かなかった患者さんやt-PA静注療法の適応が無かった患者さんのなかで症例を選択し、血管を閉塞した原因となっている血栓を吸収または回収し、脳梗塞に陥る範囲を少しでも小さくし、後遺症の軽減が図れるよう治療を積極的に行っています。
脳血管内治療に広く対応し、脳動脈瘤のコイル塞栓術や、頭頸部頸動脈ステント留置術も行っています。
産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K877 子宮全摘術 34 2.62 9.38 0.00 52.62
K8982 帝王切開術(選択帝王切開) 29 1.00 6.86 0.00 32.62
K8981 帝王切開術(緊急帝王切開) 29 1.03 7.14 0.00 31.28
K9091ロ 流産手術(妊娠11週までの場合)(その他のもの) 20 0.95 0.05 0.00 32.90
K8881 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(開腹) 14 3.36 9.07 0.00 46.21
診療科別に実施件数の多い手術、上位5つを表記しています。

Kコードとは、診療報酬の医科点数を算定する際に、手術の種類別に割り振られたコードです。
平均術前日数とは、入院日から手術前日までの平均日数で、手術日当日は含みません。
平均術後日数とは、手術翌日から退院日までの平均日数で、手術日当日は含みません。

最も多い手術は、子宮筋腫などの良性腫瘍に対して子宮を全部摘出する手術です。
次に多い手術は、帝王切開の既往や骨盤位などで事前に予定された帝王切開術です。

悪性腫瘍の手術から各種開腹手術、膣式手術、腹腔内視鏡下手術、緊急手術、産科手術まで多彩な産婦人科手術に対応しています。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用のもの) 68 1.72 6.76 0.00 73.46
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 34 1.79 3.97 2.94 74.88
K843-2 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術 12 1.83 9.33 0.00 67.92
K773-2 腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術 10 1.70 10.10 0.00 66.50
K7981 膀胱結石,異物摘出術(経尿道的手術) - - - - -
診療科別に実施件数の多い手術、上位5つを表記しています。(10件未満の手術は「―」表記)

Kコードとは、診療報酬の医科点数を算定する際に、手術の種類別に割り振られたコードです。
平均術前日数とは、入院日から手術前日までの平均日数で、手術日当日は含みません。
平均術後日数とは、手術翌日から退院日までの平均日数で、手術日当日は含みません。

最も多い手術は、表在性膀胱癌(がんの根が浅く粘膜に留まる早い段階の癌)に対する経尿道的膀胱腫瘍切除術です。術中に切除する深さによって術後の入院日数は異なります。
次に多い手術は、先天性や結石性尿管狭窄などに対して行う経尿道的尿管ステント留置術です。

当院では、腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術の施設認定を受け、患者さんの状態に併せて低侵襲を目指した腹腔鏡下手術を行っています。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他のもの) 162 0.00 1.00 0.00 74.44
診療科別に実施件数の多い手術、上位5つを表記しています。(10件未満の術式は「―」表記)

Kコードとは、診療報酬の医科点数を算定する際に、手術の種類別に割り振られたコードです。
平均術前日数とは、入院日から手術前日までの平均日数で、手術日当日は含みません。
平均術後日数とは、手術翌日から退院日までの平均日数で、手術日当日は含みません。

当院では、地域医療機関と連携し、白内障手術を行っています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 37 0.45
異なる 22 0.27
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 92 1.12
異なる - -
播種性血管内凝固症候群(DIC)、敗血症など重篤な合併症や手術・術後の合併症の症例数10件以上のものの発生率を示しています。(患者さんの人数が10人未満の項目は「-」で表しています。)

入院契機と「同一」と「異なる」の区分は、その入院が本来は別の傷病に対するものであったにも関わらず、この合併症に対する治療が最も行われた場合が「異なる」で、最初からこれらの傷病の治療目的での入院であった場合が「同一」となります。

当院は地域の急性期病院として、他院で播種性血管内凝固症候群(DIC)、敗血症を発症した患者さんも多数受け入れています。また既往疾患を多数持っている患者さんの手術も多数行っています。

手術・処置等の合併症発生率については、透析シャント狭窄・機能不全や膀胱留置カテーテル感染等が挙げられます。

これらの合併症は、急性期治療を行う医療機関にとっては、一定程度の発生は防げないものですが、当院では、手術や処置などを行う際には合併症を起こさないよう細心の注意を払い行っています。
なお、起こり得る合併症については、事前に可能な限り患者さんにご説明し、ご理解していただいた上で手術や処置の実施に同意をいただくよう努めています。
更新履歴
2020.09.28
令和元年度実績を公表 (2019年4月1日から2020年3月31日までの退院患者)