〈基本方針〉
リハビリテーションとは、機能回復のみでなく、人間らしく生きる・生活を充実させるといった全人的な概念を指すものになります。当院では、2名の常勤リハビリテーション医および主治医、看護師、療法士等が積極的な連携を図ることで、充実した高度なリハビリテーションの提供を心掛けております。患者さん・ご家族に安心してリハビリテーションを受けていただけるよう一同日々の努力を続けて参ります。
リハビリテーション室では医師の指示のもと、入院直後の急性期、疾患が落ち着き社会復帰に向けた回復期、そして退院後の生活期それぞれで個人の目標を立てリハビリを行っています。
スタッフは、それぞれの業務にあった資格・認定を受け質の高いサービス提供を目指しています。当院でのリハビリをご希望の場合は主治医にご相談いただくか、リハビリ室受付へお問い合わせください。
リハビリテーション室長 関根 圭介
リハビリ医師(常勤) 2名
理学療法士 34名
作業療法士 16名 (非常勤 1)
言語聴覚士 7名
看護師 1名
理学療法では、運動療法・物理療法などを駆使し、日常生活における体の基本的な動作(座る、立つ、歩くなど)を行いやすくするための治療・練習を行います。また、運動・動作の専門性を生かし、福祉用具の適用相談、住宅改修相談も行います。
作業療法では、食事やトイレ等のADL(日常生活活動)練習及び作業活動を通じて生きがい、やりがい作りも含めた職場・社会復帰の援助を行います。加えて、各種動作を行いやすくするための自助具の紹介や生活空間の工夫の提案なども行います。
言語聴覚療法では、聞く・話す・読む・書くといった、言葉の機能や発音の練習を行い、コミュニケーションが円滑に取れるよう援助を行います。また、飲み込みの評価や食事場面の環境設定を行うことで、安全に食事を食べられるように援助しています。
当院では、急性期、回復期、外来、訪問、老健施設の部門ごとのリハビリテーションを行っております。
急性期 回復期
外来 老健施設
訪問
認定理学療法士(呼吸)
認定理学療法士(脳卒中)
認定作業療法士
専門作業療法士(がん)
日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士
心臓リハビリテーション指導士
3学会合同呼吸療法認定士
呼吸ケア指導士
日本糖尿病療養指導士
群馬県糖尿病療養指導士
認知症ケア専門士
介護支援専門員
離床アドバイザー
日本DMAT隊員
群馬スポーツ協会 認定アスレティックトレーナー
ACLSプロバイダー
BLSヘルスケアプロバイダー
日本心臓リハビリテーション学会
日本腎臓リハビリテーション学会
日本糖尿病学会
日本ACLS協会
日本作業療法士学会
日本言語聴覚学会
認知症ケア学会
日本高次脳機能障害学会
日本神経心理学会
日本摂食嚥下リハビリテーション学会
日本リハビリテーション栄養学会
日本全体構造臨床言語学会
日本呼吸ケア・リハビリテーション学会
当院では以下の疾患別リハビリテーションを行っています。
運動器リハビリテーション(Ⅰ)
脳血管疾患等リハビリテーション(Ⅰ)
廃用症候群リハビリテーション(Ⅰ)
呼吸器リハビリテーション(Ⅰ)
心大血管疾患リハビリテーション(Ⅰ)
がん患者リハビリテーション
平成16年度より、県から「広域支援センター」の指定を受け、「多野藤岡地域リハビリ研究会」を発足し、多野藤岡地域のリハビリテーションの発展と住民の方々のお役に立てるよう日々頑張っております。