(目的)

第1条　この規則は、多野藤岡医療事務市町村組合(以下「組合」という。)の円滑な運営を図るとともに、業務の改善について適切な提案を促し、もって医療サービスの増進及び業務の能率的、効率的向上を図ることを目的とする。

(提案の要件)

第2条　提案は、職務に関する新たな企画、工夫、考案等具体的な改善案であり、次の要件を一つ以上具備しており、かつ、他の要件を著しく阻害するものであってはならない。

(提案者の資格)

第3条　組合の職員(以下「職員」という。)は、すべて前条による提案を行うことができる。

(審査委員会)

第4条　提出された提案を審査するため、多野藤岡医療事務市町村組合職員提案審査委員会(以下「委員会」という。)を置く。

(委員会の組織)

第5条　委員会は、病院長、病院長補佐、副院長、経営管理部長、看護部長、薬剤部長、診療支援部長及び病院長が必要と認める者をもって組織する。

(提案の手続)

第6条　提案を行おうとする職員は、次の事項を記載した提案書(様式第1号)を総務課長に提出しなければならない。

(提案の処理)

第7条　総務課長は、提案書の提出があったときは、これを委員長に報告する。

(関係職員の会議出席)

第8条　委員長は必要と認めるときは、会議に委員以外の関係職員の出席を求め、説明又は意見を聴取することができる。

(決定)

第9条　委員長は、委員会の意見に基づいて、次の区分により提案の決定をする。

(採用及び検討となった提案の実施)

第10条　採用となった提案は、委員長から所管部長へ通知し、所管部長において実施の手続きを行うものとする。

(表彰)

第11条　委員長は、採用と決定した提案についてこれを公表し、表彰状及び褒賞を授与する。

(提案の奨励)

第12条　所属長等は、職員提案の意義を十分認識し、提案しやすい職場の雰囲気を醸成するとともに、当該所属職員に対して指導助言及び提案の奨励に努めなければならない。

(権利の帰属)

第13条　提案についての権利は、多野藤岡医療事務市町村組合に帰属する。

(庶務)

第14条　委員会の庶務は、経営管理部総務課において処理する。