各種相談窓口

肝臓がん・胆道がん・膵臓がん

肝臓がん

当院では、肝細胞がん診療ガイドラインに沿って治療しています。
原発性肝癌に対しては、手術をはじめラジオ波焼灼療法、肝動脈塞栓化学療法、肝動注療法などの中から、個々の患者さんに最も適した治療法を選択しています。

1) 肝切除

開腹手術で腫瘍とその周辺の肝臓を一緒に切除します。肝機能が比較的保たれている3cm以上の癌や、肝障害度Bの3cm以下の癌には良い適応です。

2) ラジオ波焼灼療法

肝機能良好な3cm以下の癌や肝臓表面に近くない腫瘍では良い適応です。局所麻酔で行う場合と全身麻酔下で開腹して行う場合があります。

3) 肝動脈塞栓化学療法

腫瘍に抗がん剤を注入し、腫瘍を栄養している血管を塞栓(ふさぐこと)する方法です。
カテーテルを使用して治療を行います。

4) 肝動注療法

肝機能がよくない場合または腫瘍の広がりによって肝動脈塞栓化学療法ができないときに行います。

転移性肝がん

大腸癌肝転移に対しても積極的に肝切除を行い予後の改善効果が認められています。また、転移性肝がんに対しても適応があればラジオ波焼灼療法を行っております。

胆道がん

胆道がんには、肝内胆管細胞癌、肝門部胆管癌、肝外胆管癌、胆嚢癌、十二指腸乳頭部癌があります。

1) 肝内胆管細胞癌

抗がん剤や放射線治療への抵抗性が強いため、手術による治療が中心となります。
肝細胞がんと異なり、周辺のリンパ節を一緒に切除する必要があります。

2) 肝門部胆管癌

肝門部胆管癌では術前に門脈塞栓術を行い術後の肝不全のリスクを下げた上で、肝右葉3区域兼尾状葉全切除術といった拡大切除術も取り入れています。全身状態が手術に耐えられない場合は癌で狭くなった胆管にステント(狭い部分を広げるための材料)を挿入し黄疸を軽減してから放射線治療や抗がん剤治療を併用した集学的治療を行います。

3)肝外胆管癌

肝外胆管癌に対しても手術療法が中心となります。胆管癌では膵臓、胆管、胆嚢、十二指腸を一緒に切除する幽門輪温存膵頭十二指腸切除術が行われることが多いです。以前は手術後2か月くらいの入院が必要でしたが、当院では術後2週間で退院できる手術術式を開発し実践しております。

4)胆嚢癌

胆嚢癌も手術療法が中心となります。当院では拡大胆のう摘出術(胆嚢と胆嚢の周辺の肝臓を一緒に切除する)を基本術式とし、進行がんでは肝拡大右葉切除や膵頭十二指腸切除術を一緒に行います。

5) 十二指腸乳頭部癌

胃の次にある十二指腸にある胆汁の出口を乳頭部といいます。乳頭部癌に対しては幽門輪温存膵頭十二指腸切除術を行います。

膵臓がん

膵臓がんはなかなか早期に発見できない病気です。膵臓は血糖の調整を行うインスリンを作っている臓器で、糖尿病が急に悪化したり、これまで異常なかったのに血糖値が急に上昇したときには膵臓がんを念頭に置いた精密検査が必要です。
膵臓がんは場所により膵頭部がん、膵体部癌、膵尾部癌があります。膵頭部がんに対しては肝外胆管癌と同様に幽門輪温存膵頭十二指腸切除術が行われます。以前は手術後2か月くらいの入院が必要でしたが、当院では術後2週間で退院できる手術術式を開発し実践しております。体部癌、尾部癌では、膵体尾部切除術が行われます。術後は外来で点滴による抗がん剤治療を追加して行います。

膵管内粘液乳頭腺腫(IPMN)

最近発見される機会が増えている腫瘍です。膵臓の中心を走っている主膵管にできるもの(主膵管型)とその枝にできるもの(分枝膵管型)があります。主膵管型は将来癌化する可能性が高く手術が適応となります。分枝膵管型では大きさが3cm以下、壁在結節(内部への飛び出した部分)がない、主膵管拡張がない場合には経過観察でよいことがあります。膵尾部にできたIPMNや良性の膵尾部病変に対しては腹腔鏡を用いた手術を行っており、これまでの開腹での手術に比較して低侵襲で行うことができます。

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