入院をする方へ
患者さん・ご家族の医療参加へのご協力のお願い
お名前の確認
点滴、注射、採血、輸血、検査などの際には、その都度、ご自身でお名前を名乗っていただき、確認させていただきます。
リストバンドの着用
入院患者さんには、お名前のリストバンドを着用させていただきます。
これは、入院患者さんの手首(または足首)にやわらかいバンドを着用していただくことにより、ご本人の確認を行うものです。
危険物の持込み
カミソリ、ハサミ等の持ち込みは、病状により制限させていただきますのでご了承ください。
感染防止
食事の前、トイレの後、外出の後などには、必ず手洗いを行ってください。
各病室出入口には、手指消毒剤を設置しておりますのでご利用ください。
転倒・転落事故防止
当院では、日頃から転倒・転落事故防止に努めておりますが、思いがけない転倒・転落事故が起こることが少なくありません。これは入院生活をする環境が住み慣れた家庭とは異なること、病気やけがによる体力や運動機能・認知力の低下などが誘因となります。転倒・転落を防止し、安全で快適な入院生活を送っていただくためには、患者さん・ご家族と職員との相互協力が必要となりますので、よろしくお願いいたします。
転倒・転落により起こりうる事故
- 打撲、挫傷
- 骨折
- 脳挫傷
- 点滴チューブ類の抜去に伴う出血、臓器損傷など
思いがけない転倒・転落事故を防ぐための注意事項
- 転倒・転落の経験がある方は、事前にお知らせください。
- 長期に入院していると歩行が不安定になりますので、足元に十分注意してください。
- 治療中は鎮痛剤・鎮静剤の投与や点滴、胃チューブ、尿カテーテル、排液管、モニターなど数多くの医療用機器が体についていますので、ゆっくり行動してください。
- 薬(安定剤や睡眠剤など)の内服で転倒・転落しやすくなることがあります。眠気が強いときは無理をせずナースコールで看護師を呼んでください。
- 臥床から歩行になるときは、ベッドサイドで少し練習してから歩行してください。
- オーバーテーブルや椅子など安定性がないものには、つかまらないようにしてください。